不動産トピックス

第20回不動産ソリューションフェア見どころ紹介・既存テナントの「居ながら施工」が可能な「JASPAC工法」を紹介

2018.10.15 12:59

 弊紙読者の大半を占めるビルオーナーをはじめ、不動産オーナーの皆様は自身が所有する物件の耐震補強は万全であろうか。もし、「耐震補強に不安を感じている」、または「耐震補強工事を今後検討している」といった不動産オーナーにとっては注目の企業が今年出展する。建物の耐震診断・耐震工事に多大な実績を持ち、満足度の高い工事内容を提供する総合不動産会社サンヨーホーム(茨城県牛久市)である。
 同社が得意とする耐震工法は「JSPAC(ジャスパック)工法」という、柱自体の強度を高めるもの。既存の柱を強度の高いグラウトと職人の手で持ち運び可能なプレートで覆った上で、靭性(粘り強さ)の高い専用の繊維シートを巻き付けることで耐震性を高め、且つ既存内装の美観を損なうことなく仕上げる。加えて施工箇所のみに囲いを造り工事に取り掛かるため、既存テナントが退去せずに「居ながら施工」が可能である。この「居ながら施工」が可能なことで、不動産オーナーは継続しての賃料収入が得られる仕組みだ。
 更にサンヨーホームは耐震化で必要となってくる自治体への申請や助成金の手続き代行、金融機関との相談といったバックアップ体制を整えている。特に高額となる耐震補強設計及び補強工事費への助成金の手続き代行は、同社も積極的に行っており協力体制も構築済み。現在、耐震補強設計への助成金適用期間の締め切りが迫っている自治体もあるため、耐震補強を行っていないオーナーは早めに取り掛かることを進める。その様な場合、オーナー側が何から取り掛かれば良いか不安があれば、サンヨーホームに依頼することが最適とも思われる。
 販売営業本部の鈴木厚子氏は「耐震補強をしていない物件はもちろん、耐震を武器に建物の付加価値向上を目指すオーナーにも当社のサービスは最適です。入居テナントに迷惑もかけず不動産価値を向上できるので、お気軽にお越しください」と語る。
 加えてサンヨーホームも協力する、建物の耐震補強を軸としたパネルディスカッション「政策から考察する今後の不動産経営~フローからストックへ」も開催される。17日の13時から開始し、国土交通省総合政策局政策課長の中田裕人氏などが登壇予定だ。「ストック活用事例」についても紹介予定なので、耐震補強と含めて興味がある方にとっては非常に満足度の高いセミナーを提供する。




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