不動産トピックス

第20回不動産ソリューションフェア見どころ紹介・短工期・低コストで設置可能な排水圧送ポンプ「サニキュービック2クラシック」が登場

2018.10.15 13:05

 創業から60年の歴史を持つフランス発祥の排水圧送ポンプメーカーのSFA Japan(東京都中央区)が、今年の「不動産ソリューションフェア」に出展する。
 同社は全世界で累計1000万台以上の販売実績を持ち、「バッキンガム宮殿」やヨーロッパ最古のカフェ、国内では「東京ミッドタウン」などへの導入事例を持つ。特に好評なのが今年に販売開始した、排水圧送ポンプの新製品「サニキュービック2クラシック」。床下に排水管を配管することなく、かつ勾配の取れない場所でもポンプの力で排水ができる製品だ。排水を汚水マスや既存の排水管まで細い管で送りだすことができ、大掛かりな工事を施すことなく簡単に設置可能。従来必須であった排水管敷設のための床の「はつり」や「かさ上げ」も不要になることから、施工費も低価格に抑えられ工期も短縮。その結果、設置に伴う費用が他社のサービスよりもリーズナブルに済む。
 アカウント・マネージャーの池宮城悟史氏は「もちろん、この排水圧送ポンプはテナントビルでも同様に活用可能です。各階テナントの水まわり設備の排水を、例えば天井裏にポンプアップして排水立て管に接続することもできます。この点においても施工費は従来よりも割安で済み、見た目もすっきりとして場所も取りません。ビルオーナーとテナントの双方にとってメリットの高い製品です」と語る。
 また入居テナントの排水設備としてだけでなく、排水対策の提案にも好評を得ている。例えば、入居希望の商業テナントがあったとする。が、入居を希望するフロアは元々用途がオフィス向け。排水設備も整っていないため、後にテナント側から断られるケースがあるそうだ。他にも、入居後に排水設備を新たに作りたいと依頼された場合もあるという。テナントが入居後に、排水設備が足りていないという課題が見つかり、ビルオーナーに依頼するケースだ。店舗スタッフ用と来館ゲスト用にトイレが分かれていないため、新たに造った事例もある。
 池宮城氏は「シンク、手洗い器、冷蔵ショーケースなどのドレン処理も、水まわりのレイアウトも含めて解決可能です。ビルオーナー側が知っていれば入居テナント募集の際に様々なニーズに対して提案もでき、かつ入居後のトラブル等々も防げると思います」と語る。展示会に出展するこの機会に、是非ブースに足を運んでみては如何か。




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