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住友不動産 空港直結の複合施設誕生 「羽田エアポートガーデン」概要発表

2019.12.16 16:11

 住友不動産(東京都新宿区)および羽田エアポート都市開発(東京都新宿区)は、羽田空港第2ゾーン地区約4・3haで開発を進めている羽田空港直結複合開発プロジェクトの街区名称を「羽田エアポートガーデン」に決定し、その計画概要を発表した。
 同事業は、羽田空港24時間国際拠点空港化に伴い求められる多様な宿泊機能、国際交流機能、都市観光に資する機能を整備する事業であり、エリア一体が2018年3月に「国家戦略特別区域 区域計画」として認定されたものだ。「羽田空港跡地まちづくり推進計画」に基づき、国際拠点空港化に伴い求められる機能の強化と、羽田空港国際線ターミナルに隣接したエリアの利用を促進。さらに、周辺エリアとの連続性を確保することを目的として、国土交通省より土地の貸付を受け、整備・運営を行う。
 「羽田エアポートガーデン」は、羽田空港国際線ターミナルに直結する立地ポテンシャルを最大限に活用。空港機能をサポートし、国際線旅客等の利便性向上を図るための宿泊施設と、エリアの特性を活かした施設を複合的に整備する。
 その計画の概要は、日本最大1717室(ラグジュアリー160室、ハイグレード1557室)のエアポートホテルを核とし、国際交流機能を強化するMICE対応の約2400㎡イベントホール・会議室、富士山をはじめ飛行場・飛行機を望む約2000㎡の展望天然温泉、地方都市・観光地へのルートを確保した15の停留所を持つバスターミナル、空港利用者に利便性を提供する約90店舗の商業施設を併せて開発するものだ。羽田空港において国際線旅客の利便性を向上させ、国際交流都市にふさわしい賑わいを創出。世界と日本各地を繋ぐ「日本の玄関口・羽田空港」をさらに進化・発展させることを目指す。
 HANEDA INNOVATION CITY(大田区が進める公民連携の新産業創造・発信拠点)や、キングスカイフロント(最先端の医療研究などから新産業を創出するイノベーション拠点)など、周辺エリアの開発も飛躍的に進む予定。それらとの連携も密にしながら、世界のハブ空港としての国際競争力を高めることに大きく貢献する。




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