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フェルト製パーティション 吸音効果で集中できるスペースを実現 ファスナー連結で個人ブース簡単作成
2020.01.14 11:49
サンワサプライ(岡山市北区)は、吸音効果のあるパネルで簡易的な個人ブースが作れるパーティションブース、「SPT―PB001/PB001PN」と「SPT―PB002/PB002PN」を発売した。
昨今、オフィスのフリーアドレス化が増加傾向にあるが、開放的でコミュニケーションが活性化する反面、周囲の視線や音などが気になるという問題も出ている。同製品は、そうした状況下において、一人で集中できるスペースを確保。作業内容によって働く場所を使い分けることができ、仕事の効率を高めることができる。
コワーキングスペースやシェアオフィスでも活用が期待され、必要に応じて個人ブースを増やしたり減らしたりすることで、ユーザーの需要に応じた運営が可能になる。
同製品は、6枚のフェルト製のパネルをファスナーで連結させて組み立てる。各面2枚ずつのコの字型にすれば、デスクがぴったりと収まる幅1000mmのブースが完成。別売りの増設用パネル「SPT―PB001PN」、「SPT―PB002PN」を使えば、デスク幅に合わせてブースを拡大することも可能だ。
フェルトパネルには吸音効果があり、キーボードのタイプ音やマウスのクリック音、電話応対の声などの音漏れを軽減。さらに、パネルの芯材がフェルトなので、メモなどを押しピンなどで刺して留めることができる。
サイズは高さの違う2タイプを用意。「SPT―PB001」は、視線を遮りながらも顔をあげれば周囲とのコミュニケーションが取れる高さ1200mm、「SPT―PB002」は、パーティションの上からの覗き込みも防げる高さ1600mmとなる。いずれもパネルの隙間から配線が可能だ。
ブースの組み立て・拡大・縮小が容易で、取り外しもファスナーで簡単にできるこの新製品。さまざまなオフィスで幅広い活用が期待される。