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野村不動産の地域密着型商業施設ブランド「SOCOLA」誕生

2020.01.14 12:03

 野村不動産(東京都新宿区)が商業事業における新ブランドとして、地域密着型商業施設「SOCOLA(ソコラ)」をシリーズ展開する。第一弾として2020年3月6日に「SOCOLA 若葉台」(東京都)を開業、続いて「SOCOLA 日吉」(神奈川県)と「SOCOLA 武蔵小金井」(東京都)を今年中に開業し、2021年春には東京都世田谷区上用賀にも出店を計画している。
 野村不動産グループでは「住み続けられる街づくり」を目標として、利便性、快適性、安心・安全に優れた多機能な街づくりの推進を目指している。新ブランド「SOCOLA」は、目標とする街づくりのために、住まう人々の日常利便性を高め、日々訪れたくなるコミュニティを創出する地域密着型商業施設として創設。「SOCOLA」が必要とされるエリアにおいて、それぞれのニーズに合わせたスーパーマーケット、物販店舗、飲食・サービス店舗を集積させた「地域住民のパートナー」として、親しみやすく愛される施設を目指すとしている。 第一弾となる「SOCOLA 若葉台」の建設地は京王相模原線「若葉台」駅から徒歩15分。野村不動産グループが参画する「稲城小田良土地区画整理事業」内に所在する。新築される建物は敷地面積9459㎡、延床面積1万6263㎡、鉄骨造の3階建て。スーパーマーケットやレストラン、クリニック、郵便局やフィットネスなど18テナントが入居を予定している。
 野村不動産は「稲城小田良土地区画整理事業」で「プラウドシーズン稲城若葉台」など約345戸の戸建分譲住宅の開発を予定しており、近隣エリアすで既に分譲している「プラウドシーズン栗平(全250戸)と合わせ、今後人口増加が見込まれているエリアでの出店となる。
 野村不動産の商業施設開発は、2012年に立ち上げた飲食特化型の都心型商業施設「GEMS」シリーズから本格化。首都圏を中心に人や企業が集まる人気エリアやビジネスの中心地、交通の拠点などで、こだわりの飲食店を集積させたグルメタワーとして運営している。「GEMS」は現在までに15棟を開業しており、「SOCOLA」と並ぶ野村不動産グループの主要商業テナント事業と位置づけられている。




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