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「日ノ出町フードホール」京急高架下に26日開業

2020.03.09 16:55

 京浜急行電鉄(横浜市西区)は今月26日、京急線「日ノ出町」~「黄金町」駅間の高架下スペースに、飲食施設「日ノ出町フードホール」を開業する。
 これまで京急電鉄では、2008年から日ノ出町・黄金町エリアにおいて、地域住民・行政・警察と連携し、高架下スペースに文化芸術スタジオの連続的な整備を行うなど「アートによるまちづくり」を推進してきた。その後、2018年4月にはアメリカ発祥の「タイニーハウス(小さな住まい)」を活用した宿泊施設、水上アクティビティー拠点などからなる複合施設「Tinys Yokohama Hinodecho」を開業するなど、「賑わいにあふれたアートのまち」の形成を目指し、同エリアの活性化に取り組んでいる。
 「日ノ出町フードホール」は「コミュニティー型フードホール」をコンセプトに、多くの飲食店が立ち並び日々賑わいをみせる野毛・宮川町エリアと日ノ出町・黄金町エリア間をつなぎ、新たなコミュニティーを醸成する「地域の大食堂」を目指す。施設面積は476m2。野毛・宮川町エリアの人気飲食店など4店舗が出店するほか、今年秋には昨今注目を浴びているクラフトジンの蒸溜所もオープン。計5店舗となる予定。




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