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「南池袋C地区第一種市街地再開発事業」25年の竣工へ向け再開発組合設立
2020.04.06 12:47
「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」の再開発組合が設立された。南池袋二丁目C地区市街地再開発組合(東京都豊島区)は、東京都豊島区南池袋二丁目他で事業を推進する「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」において、3月13日に市街地再開発組合の設立認可を受け、20日に総会を開催し、再開発組合を設立した。住友不動産(東京都新宿区)、野村不動産(東京都新宿区)、都市再生機構(横浜市中区)が正式に参加組合員として同再開発事業に参画する。
計画地は「池袋」駅至近、北側地下で東京メトロ有楽町線「東池袋」駅に直結し、南側では都電荒川線「雑司ヶ谷」駅に近接する等、交通利便性の高い地区。施設計画は、2棟の高層ビルを建設し、両棟共に中高層部に住宅、低層部に商業、事務所、公共公益施設、子育て支援施設等を配置する計画。延床面積は合計19万㎡、住宅は1500戸を予定している。同地区における市街地再開発事業の施行により、土地の高度利用と多様な都市機能の集積による賑わいある街を形成すると共に、地域の回遊性を高める安全・快適な歩行者ネットワークの形成を図るとしている。
計画地は都市再生緊急整備地域及び特定都市再生緊急整備地域内に位置し、東京圏国家戦略特別区域の都市再生プロジェクトにも位置づけられており、都市計画道路の整備と併せて街区再編まちづくり制度、都市開発諸制度等を活用する。南池袋二丁目地区は、東京のしゃれた街並みづくり推進条例に基づき、街並み再生地区に指定されている。池袋副都心に隣接した立地特性を活かし、「サンシャインシティ」や「としまエコミューゼタウン」などと連携した「東池袋」駅周辺の拠点となるよう、高質な都心居住機能や子育て、高齢者向けの生活支援機能、豊島区役所等の防災拠点と連携した防災機能の導入を図り、賑わいのあるまちの形成を目指す。