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「阪急阪神銀座ビル」竣工 銀座エリアでグループ初の商業施設
2020.04.06 16:36
阪急阪神不動産(大阪市北区)は、銀座エリアでグループ初の商業施設となる「阪急阪神銀座ビル」を、先月31日に竣工させた。全テナントが決定しており、店舗は4月から今年秋ごろにかけて順次開業する予定。
核テナントとして、資生堂(東京都港区)のグローバルプレステージブランド「SHISEIDO」のブランド旗艦店が出店するほか、美容クリニック「ルーチェクリニック 銀座院」、トレーニング・ジム「SIXPAD STATION」など全11店舗が出店する。
店舗構成は「美と健康を追求し、人生の大切なイベントやビジネスシーンを、より充実させたい人の期待に応える」というコンセプトに基づいた幅広いラインアップとなっており、上質な暮らしにプラスアルファの価値を提供することを目指す。
建物は敷地面積305㎡、延床面積2924㎡、地上11階地下1階、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート及び鉄筋コンクリート造。物品販売店舗、サービス店舗等を用途とする商業施設だ。外壁のガラスファサードの一部やエントランスホールには、イラストレーターの黒田潔氏によるアートワークを施した。木々の葉や木漏れ日を表現したデザインで、並木通り・松屋通りに並ぶ木々と調和して、街に彩りと癒しを演出する。