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レオパレス21 子会社通じ太陽光発電事業を本格始動
2013.12.23 16:34
レオパレス21(東京都中野区)では、これまで外部の発電事業者による事業運営を前提とした太陽光発電事業を行ってきたが、同社の連結子会社であるレオパレス・パワー(東京都中野区)において太陽光発電事業を実施することを決めた。既に取り組みを開始している「屋根借り太陽光発電事業」の一環として、同社グループが主体となった発電事業により5000棟を目標に取り組みを開始する。これまでの各スキームと同様に、同社が管理する全国の既存アパートのうち、太陽光による発電が相応に見込める物件に対し、物件の所有者の合意を得てアパートの屋根に太陽光発電設備を設置し、発電子会社であるレオパレス・パワーにて発電事業を実施するとしている。
同社によれば、5000棟への太陽光発電設備の設置により、年間約25億円の売電収入が見込まれているという。ただし、太陽光発電設備は順次設置予定であるため、全棟での売電が開始されるのは平成27年3月以降となる予定である。