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パナソニック デバイスSUNX 空調・照明設備を最適に制御 BEMS事業者を通じて普及目指す
2013.12.09 18:05
パナソニック デバイスSUNX(愛知県春日井市)は、空調、照明の省エネ運転制御をサポートするECOnect(エコネクト)シリーズ「無線環境センサ」を製品化し、今月1日から受注を開始した。
社会的な要請から省エネ対策が加速度的に進む中、ビル、工場、オフィス、店舗等では電力削減に加え、空調・照明設備を最適制御し、快適性を保ちながら省エネを推進したいというニーズが高まっている。こうした要望に対し、同社では省エネ支援機器を簡単に繋ぐエコネクトシリーズを開発。今回、新たに温湿度・照度を計測できる「無線環境センサ」を加え、ラインナップの拡充を図った。エネルギー消費量の最適化・提言を図るBEMSを導入するBEMSアグリゲータ等を通じ、ビル・工場・オフィス・店舗等へ展開していくという。
同製品は長距離通信、高速通信および高回折性といったバランスの良い通信特性が得られる「920MHz帯 無線ユニット」と接続可能。センサ・無線ユニット間の伝送距離は従来の約100mに対して2倍の約200mとなる。さらに、無線通信ユニット間の伝送距離は約1000mで、従来必要だったケーブル敷設や中継機等も削減できる。屋外対応アンテナを使用することで、建屋間で通信でき、広範囲の計測も簡単に行え、複数施設の一括管理も可能となる。