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【福岡】丸井　博多郵便局の跡地にマルイ出店

2013.11.04 16:45

　若者向け百貨店「マルイ」を展開する丸井（東京都中野区）が、「博多」駅前に出店することが決定した。
　出店するのは日本郵便（東京都千代田区）が博多郵便局跡地で建設をすすめている再開発商業ビル「博多駅中央街ＳＷ計画（仮称）」で、地上１１階地下３階のうち地下１階～地上７階部分に入居する。売場面積は約１万４０００㎡で、オープンは２０１６年の春を予定している。
　丸井グループでは人口１５０万人を有する博多市のポテンシャルを高く評価。九州全域からの交通結節点であるほかアジアの玄関口としての役割をもち、鉄道１時間圏内の商圏人口が４００万人を超える都市として集客に期待している。
　「博多」駅は新幹線をはじめとするＪＲ各線や市営地下鉄が乗り入れ、２０２０年には地下鉄七隈線の延伸も計画されるなどさらなる集客力の向上も見込める。また出店する「博多」駅前エリアは「アミュプラザ博多」、「博多阪急」、「博多デイトス」などの大型商業施設が立ち並び、地下街や個性的な路面店などもひろがる一大商業集積地で、買い物客の回遊性を高めるシナジーも期待できる。
　同社は近年、平成１９年に「有楽町マルイ」、２１年に「新宿マルイ本館」、２３年に「京都マルイ」と出店が続いている。昨今では各地域の特性を取り入れた店作りを推進し、顧客の声を反映させたＰＢ商品の開発など品揃えの充実にも努めている。博多出店にあたっても九州在住の消費者から意見を集め、年代を超えた幅広い顧客層の獲得をすすめていくとしている。