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リビタ 東京・大森でコミュニケーションスペース
2018.10.22 16:00
ハードだけでなく、ソフトコンテンツの充実もニーズとして浮上するビル業界。そのなかで、リビタが新しく大森の商業施設内にコミュニケーションスペースを開設する。
リビタ(東京都目黒区)は、三菱商事都市開発(東京都千代田区)が開発し、11月1日に開業する商業施設「マチノマ大森」(東京都大田区大森西)内にて、コミュニケーションスペース「マチノマノマ」の運営を開始する。
「マチノマ大森」は三菱商事都市開発が、従来の商業施設が提供する買い物やサービスなどの生活利便機能と地域コミュニティー創出機能を併せ持った、街における人々の暮らしの中心となる商業施設として新たに創設したシリーズブランド第1号施設。同施設は、オープンキッチンとラウンジを備えた、誰でも利用が可能なスペースとなっている。プロの料理人を招いた料理教室や、地元大田区の「ものづくり」に触れられるワークショップ、暮らしを豊かにするさまざまな講座など、年間100本ほどのイベント・コンテンツの開催や運営を予定している。また、キッチンやラウンジはレンタルスペースとして貸し出しを実施。食材を持ち込んでのホームパーティ開催や、地域の集まりの場としての利用も可能となっている。また、イベントを通じて地域と利用者の接点となるほか、入居する各店舗とも連携を図り、同施設を起点とした買い回りなど商業施設としてのマーケティングや販売促進へ貢献することも目指している。