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東京都環境局 太陽光発電「屋根貸し」マッチング事業のセミナー開催予定

2013.10.28 11:34

 東京都環境局は、「屋根貸し」を推進するため、昨年度、屋根の借り手と貸し手を結びつける取り組みである「屋根貸しマッチング事業」を試行的に実施した。さらに、今年9月には、昨年度の取り組みを踏まえて、屋根の賃貸借契約書モデルの作成・公開など、マッチングの実効性を高める新たな取り組みを展開している。
 昨年度からの試行的な取り組みの結果、発電事業者が35者、建物所有者が61者登録を行い、2回にわたって開催された「屋根貸し」に関するセミナーでは、いずれも200名の定員を超える参加者が集まるなど、高い関心が寄せられていた。その一方で、「賃料について、発電事業者及び建物所有者の間で折り合いがつきにくい」、「『屋根貸し』という新たな形態に関する契約方法が確立していない」、「長期間(20年程度)安定的に貸付がなされることの担保が不十分」といった課題も散見された。
 東京都では、平成26年2月28日まで発電事業者と建物所有者の登録を募集しているが、事業者と所有者に「マッチング事業」に対する理解を深めてもらうとともに前述した課題を解決のための各種法務実務のガイドラインの紹介・解説を目的に、平成25年11月20日に「太陽光発電『屋根貸し』セミナー」を開催する。
 セミナー当日は3部構成を予定しており、第1部では東京都環境局による「東京都『屋根貸し』マッチング事業の紹介」、第2部は再生エネ事業を支援する法務実務の会の副理事長であり、弁護士でもある村方善幸氏による「『屋根貸し』契約書モデル・ガイドラインの紹介・解説」、第3部では「『屋根貸し』の実例紹介」として、建物所有者と発電事業者が「屋根貸し」の実例を話す予定。
 開催日時は、平成25年11月20日午前10時から12時まで。会場は都庁議会棟都民ホールを予定している。




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