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大和ハウス工業 子育てを応援するまちづくり実施
2013.10.21 14:35
大和ハウス工業(大阪市北区)は、埼玉県吉川市のJR武蔵野線「吉川美南」駅前エリアにおいて、1400世帯以上の開発規模となる、戸建住宅・分譲マンション・賃貸住宅・医療・保育施設を合わせた大型開発プロジェクトを進めているが、このプロジェクトを日本の子育てを応援するまちづくり「IKUMACHI(育まち)吉川美南プロジェクト」と命名し、11日に開発を本格的にスタートしたと発表した。
「IKUMACHI」とは、少子高齢化の問題を抱える日本において、同社が住宅メーカーとしてこの問題に取り組むべく考案した、「まち全体で子育てをするまち」というコンセプトからつけられたまちの愛称である。同プロジェクトでは、日本の子育て環境の中でも夫の家事・育児時間が先進諸国と比べて半分以下であること、埼玉県の夫の平均家事・育児時間が全国一の参加時間であることに着目し、プロジェクトのまちの総合プロデューサーを、人気プロデューサーで「厚生労働省イクメンプロジェクト」の推進メンバーである、おちまさと氏が担当することとなった。
「子育て」をテーマとしたまちづくりを実現させるためには、開発者視点だけでなく、実際に子育てをしている生活者の視点を盛り込まなければならない。そこで、自ら子育てに勤しみ、子育て関連のプロデュースを数多く手がける、おちまさと氏にまちの総合プロデューサーとしての就任を依頼。同社とともに「子育て」をテーマにしたまちづくりを進めることとなった。