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昌平不動産総合研究所 「第13回米国プロパティマネジメント視察研修」参加者を募集

2013.10.14 17:29

 昌平不動産総合研究所(東京都千代田区)が企画協力を行い、オフィスビル等の運営・管理実務者を対象とした「第13回米国プロパティマネジメント視察研修」が、11月20日から28日の9日間にわたり実施される。この視察研修では、現在参加者の募集を行っている。
 不動産賃貸市場では、新築物件において市況改善の兆しが見え始めているものの、既存中小ビルでは一度空室が発生すると新規テナントの募集は依然として困難を極めているのが現状だ。この研修視察では、米国内のフィラデルフィア・ニューヨーク・サンフランシスコの各都市を回り、これまでの視察研修で訪問した環境対応に優れた企業に加えて、実体経済の動向に影響されず、常に健全経営を保持している企業も視察先に加え、テナントリレーションをはじめとする不動産経営健全化のための手法を学ぶことを目的としている。現地視察の前には事前研修で視察のポイントを把握し、現地の視察研修を経て、帰国後には事後研修と報告書の作成を行う三部構成とすることにより、実効性の高い内容となっている。
 コーディネーターは、大手不動産会社在職中に米国内で長く勤務し、現地の不動産事情に精通したエムズインターナショナル(横浜市西区)の鼠屋政敏氏が務め、視察の際に起こりがちな日米の商習慣の違いによる混乱に対して分かりやすく解説する。また、今回の視察研修では、世界最大のグリーンビルディングコンベンション「グリーンビルドインターナショナルカンファレンス」への参加も、併せて実施する予定となっている。
 視察研修の旅行代金は、大人1人あたり76万円(現地宿泊施設は2名1室・空港諸税や燃油サーチャージを含む)。




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