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ジェイアール西日本不動産開発 舞鶴市用地との一体開発で商業ビルオープン
2013.08.26 18:14
西日本旅客鉄道(大阪市北区)のグループ会社でジェイアール西日本不動産開発(兵庫県尼崎市)は22日、京都府舞鶴市のJR「東舞鶴」駅北側用地にて、「JR東舞鶴駅NKビル」を開業した。
当該物件は、舞鶴市と協力して同市用地とJR用地を一体的に利用することで、大規模な開発が可能となっている。それにより、テナントとして誘致した「ケーズデンキ東舞鶴店」は家電量販店としては北近畿エリアで最大級となり、広域から集客することで駅前の賑わいを創出するとともに、地元の雇用創出にも寄与することが期待される。加えて、建物内に駅前立地の交通ニーズに応えたバスチケット売り場とレンタサイクル、市民の情報発信の場としての多目的スペースを設けることで、市民の交通・交流の拠点となることも期待される。
同施設の建物規模は地上2階建てで、敷地面積は約6550㎡、延床面積は約9660㎡。同社では周辺地域の住民の利便性を高めるとともに、地域と共生する施設として「東舞鶴」駅前の活性化に貢献したいとしている。