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サーブコープジャパン コスト削減できるスマホ専用アプリを独自開発 海外出張中でも国内オフィスから通話可能

2013.08.16 16:25

 高品質のサービス付きレンタルオフィス・バーチャルオフィスを世界的に展開するサーブコープの日本法人であるサーブコープジャパン(東京都新宿区)は、スマートフォン専用アプリ「サーブコープワンフォン」をリリースしたと発表した。同社によると「当アプリのリリースは、サービス付きレンタルオフィス・バーチャルオフィス業界において革新的な一歩になる」という。
 では、どの辺りが革新的なのか。同アプリはiPhoneとAndroidの両者に対応。同社が発行した電話番号をスマートフォンに登録することで、外出中でもオフィスの電話番号で受発信することが可能だ。通話はインターネットを通じて実際の電話回線にアクセスする仕組みとなっている。さらに、海外出張や旅行中でもWi―Fiを利用することで高額な国際ローミング費用を節約することができる。この機能をフルに活用すれば、海外に出張中でも東京に市内通話をかけることが可能になる。
 同社のゼネラルマネージャーを務めるオルガ・フリートストラ氏は同アプリについて次のように話す。
 「VoIP(IP電話など、IPネットワーク上で音声通話を実現する技術)アプリを利用したモビリティ、コスト節約に対するニーズは確実に高まっています。『サーブコープワンフォン』はスマートフォン上で市内局番を使用し、専属の受付担当に直通させることができる唯一のVoIPアプリです」




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