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インプルーブ／UBI　セール＆リースバック業務で提携

2013.07.08 16:35

　任意売却により住宅ローン滞納から競売や差し押さえに関する問題を解決する再生支援センター（東京都千代田区）のパートナー企業であるインプルーブ（東京都千代田区）は、ＵＢＩ（東京都千代田区）と、セール＆リースバック業務について業務提携基本契約を締結したことを発表した。発表は３日付。セール＆リースバック事業とは、不動産を取得後に、元の所有者に定期借家契約（リースバック）で賃貸借したうえで、２年後をめどに元の所有者へ売却（買い戻し）するビジネスモデル。
　首都圏を中心に不動産競売再生コンサルティングに特化し、不動産の競売に対し、任意売却を中心としたソリューション事業を展開するインプルーブと、競売前の任意売却不動産に投資する「任意売却不動産投資ファンド」の組成によって、セール＆リースバック事業を展開するＵＢＩが業務提携した背景には、中小企業金融円滑化法の終了によって、融資返済に関する悩みに対し、不動産防衛型ソリューションの希望が増加しているという背景がある。
　セール＆リースバックは、対象不動産を、時価評価の７０～８０％を目安に取得し、リースバックの際は定期借家契約で賃貸し、契約満了時には、取得価格に１０％のキャピタルゲインを合算した価格にて、再び元の所有者に売却（買い戻し）する。元の所有者は、対象不動産を第三者への売却という選択以外に、財務体質を改善した後に再び同一不動産を保有できる可能性が出来る。