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ダイキン工業 体感型ショールーム「フーハ大阪」が来場者10万人を突破
2013.06.24 17:10
大阪市北区の大規模複合施設「グランフロント大阪」内の知的創造拠点「ナレッジキャピタル」にて、ダイキン工業(大阪市北区)が運営する体感型ショールーム「フーハ大阪」の来館者数が、一般公開が開始となった4月26日から1カ月後の先月25日に10万人を突破した。
「フーハ大阪」は、「人々にとって最も身近な存在でありながら、日頃意識することの少ない“空気”や“熱”について知ってもらいたい」、「冷暖房・換気・空調の仕組みや技術を理解してもらいたい」というコンセプトのもと、子どもから大人まで幅広い年齢層が楽しく学び、冷暖房・換気・空調に関する様々なニーズに応えるためのダイキン工業のソリューションを提案する空間としてオープン。施設内は、来館者が「空気・熱・ニオイ」を五感で感じ理解を深める「空気の気づきゾーン」、快適性と節電、省エネを実現する住宅設備機器を機器単体の機能から組み合わせによるメリットまで紹介する「熱まるごとソリューションハウス」、クライアントのニーズに応え最適な機器やシステムを紹介する「業務用ソリューションゾーン」の3つのゾーンで構成されており、5月の週末には「空気」の不思議について楽しく学べる実験教室や、最新の省エネ機器紹介から家庭でできる節電の仕組みを紹介する「エコツアー」などのイベントを開催した。また、同社グループの取引先向けにはセミナールームや商談室を用意し、実際に機器に触れたり機能を体感しながら製品を紹介できるビジネスの場として活用されている。
来館者数10万人達成に際して「フーハ大阪」の阿部館長は「多くのお客様に、日頃意識しない“空気”や“熱”に興味を持ってもらえるきっかけになったのではないかと手ごたえを感じています。これからも『フーハ大阪』は一般のお客様、お取引先を問わず、一度足を運んでいただいたお客様に『また訪れてみたい』と感じていただける施設を目指していきます」と述べている。同施設では今後も親子でエアコンの上手な使用法を学べる「ぴちょんくんの学校」や節電に関するセミナーなど四季折々のイベントを実施する予定だ。