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中野セントラルパークマルシェイベント実行委員会/東京建物 オフィスワーカー・住民・学生の交流の場を創出する

2013.06.10 14:44

 東京建物(東京都中央区)が共催し、中野セントラルパークマルシェイベント実行委員会が主催して行うナカノマルシェが、キリン(東京都中野区)、カンロ(東京都中野区)、丸井(東京都中野区)、メルセデス・ベンツ日本(東京都港区)/メルセデス・ベンツ中野(東京都中野区)の協賛のもと、5月29日~6月2日に「中野セントラルパーク」のパークアベニューにて開催された。同イベントは、東京のしゃれた街並みづくり推進条例を活用し、行政や区内経産団体、中野に本社をもつ企業などが一緒になり、個性豊かで魅力ある街づくりを目指して、中野エリアで働くオフィスワーカー、近隣の学生や住民との交流と賑わいの活性化に寄与している。
 マルシェゾーンには約20店舗が出店しており、野菜や生花の生産者に加え、沖縄の読谷山焼北窯の陶器・雑貨、天然酵母のパンやベーグル、雑貨やアロマグッズなど実用的で見た目にもスタイリッシュなショップをラインアップ。その他にも、家庭や事業者の使用済み天ぷら油を回収してバイオディーゼル燃料などの再資源に変換するエコプロジェクト「TOKYO油田2017」や、JR・東京メトロ「中野」駅を通る中央線沿線のご当地グルメや食材店が出店した。
 また、キリンにより屋外にカフェ&バーゾーンを開設し、20席あるカウンターとカフェテーブル25台100席、計120席を用意。日中はランチやカフェとして利用されたほか、17時からはバータイムとしてビールやカクテルなどのドリンク、英国パブの「THE FooTNiK」と提携してアルコールに合う料理が提供されたという。なお、バーゾーンの街路樹にはLEDランタンを設置しており、夜にはライトアップされるようになっている。
 6月1日、2日にはテレビ、雑誌、書籍など各種メディアで活躍する管理栄養士やフードコーディネーターが集うユニット「Love Table Labo.」が来場者との交流を目的とした食に関するワークショップを実施。さらには、愛犬連れの来場者を対象としたドックゾーンを開設して専用の大型ゲージを設置し、その中でしつけ教室や撮影会を行ったとともに、ドッグブランドも出店して人気ペット用品の販売や展示されたとのこと。




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