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東京都 都市整備局 耐震化アドバイザー制度を拡充

2013.06.03 12:02

 東京都が平成23年4月に施行した「東京における緊急輸送道路沿道建築物の耐震化を推進する条例」において、耐震化アドバイザーに選任されている東京急行電鉄(東京都渋谷区)は5月28日、東京都および東京都防災・建築街づくりセンターとの三者協働で「特定緊急輸送道路沿いの建物所有者様限定セミナー」を開催した。
 同セミナーは、耐震診断義務化の対象建物の所有者向けの耐震セミナーとなり、東京都都市整備局市街地建築部の耐震化推進担当部長である佐藤千佳氏が「特定緊急輸送道路沿道建築物の耐震化支援の概要」と題して、講演を行った。また、鉄道会社として初めて耐震化アドバイザーに選定された東京急行電鉄も、「みんな悩んでる!耐震診断前後の選択肢と進め方」と題して、事例を通した耐震診断・設計・補強工事の進め方を紹介した。また、セミナー終了後には、同会場にて無料相談会も開催した。
 同様のセミナーは、6月11日に渋谷区文化総合センター大和田学習室1、14日に中目黒住区センター、17日に世田谷産業プラザ、23日に渋谷区文化総合センター大和田学習室1にて開催される予定となっている。




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