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東邦レオ 省スペースの壁面を有効活用
2013.06.03 12:07
オフィスのエントランスや執務空間、また店舗などの人の目に触れやすい場所では、来訪者のおもてなしや利用者の癒し、空間の彩りを目的として、貸し植木(レンタルグリーン)を使用するケースが多い。しかし「変化がない」「ありきたり」などという点に加え、場所をとってしまうことが課題となっていた。そこで、室内緑化事業を手掛ける東邦レオ(大阪市中央区)は、省スペースの壁面を活用したハイデザイン・低コスト型の空間装飾サービス「マイギャラリー・シーズナルパッケージ」を開発した。
マイギャラリー・シーズナルパッケージは、重厚感のある天然木のフレームと貯水機能付きプランターを組合せた省管理型の壁掛けインテリアとなっており、植物(プランツ)で季節感を演出するアートデザインを、年4回契約者のもとに宅配する。
アートデザインは、商業施設やオフィスにおいて壁面緑化から、小川の流れる屋上庭園、室内のエントランスガーデンまで、人と緑の関わりを重視しながら10年に渡り庭園設計を実践してきたプランツガーデナーが担当。室内で生育可能な約100種類の植物を厳選し、色や素材など、その時々の旬なトレンドを盛り込みながら合計で24種類のデザインを創作するという。デザインは毎年更新するため、常に最新のデザインを提供することが可能となっている。
植物は、プランターの中にデザインされた状態で梱包。利用者は、(1)箱を開けて、(2)プランターを取り出して、(3)額にはめ込むだけの「3ステップ」で設置が完了。プランターは土・植物を含めて約2kgと軽量で、女性でも約3分で取替えが完了できるような簡易な仕様となっている。
昨年の11月の発売以来、100件以上の問い合わせがあるという。事務所の移転のタイミングで導入をするという企業も多いそうだ。
「非常に多くの企業の方にご利用いただいています。部屋の中に『四季を感じることのできる緑がある』ということに癒しを感じる方もいらっしゃいます。手入れの仕方によっては『花が咲いた』という方もいらっしゃいます。緑のある空間は癒し効果も期待ができますのでぜひ、ご検討ください」(ピアンタ・スタンツァコーディネーター 藤田 恵理子氏)