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丸誠/アットオフィス ビルオーナーのための勉強会を開催
2013.05.27 16:25
丸誠(東京都新宿区)・アットオフィス(東京都港区)が主催し、ビル経営研究所(東京都中央区)が協賛した「最新事例に学ぶ 攻めと守りのビル経営セミナー」を東京メトロ銀座線「京橋」駅直結の「相互館110タワー」の第一生命都心総合支社の7階セミナールームにて21日に開催した。
同セミナーのタイトルの『攻め』とはビルの収益力を強化する施策として補助金獲得と空室対策を意味し、『守り』とは保有不動産を維持していく施策の相続対策を現し、3本立てでセミナーが構成されている。
まずは『攻め』の講演として、丸誠の営業開発部のマネージャーである大友猛氏が「知らなきゃ損する!補助金の有効活用でビル経営力強化へ」というセミナーを実施し、設備更新に伴う補助金の概要とともに、具体的に対象になる物件の適用条件についても分かりやすく解説された。
引き続き、『攻め』の講演でアットオフィスの代表取締役社長の大竹啓裕氏による「ここでしか聞けない!具体的な空室対策の実践講座」を演題に、駐車場仲介サイト「アットパーキング」をはじめ、業界トップクラスのリピート率70%以上の会議実「アットビジネスセンター」や業界初の40代以上の起業家向けレンタルオフィス「インスクエア」といったリーシング以外で収益化を実現する対策を実例から説明が行われた。
最後に、『守り』の講演にあいわ税理士法人(東京都港区)のパートナー税理士である杉山康弘氏により「大増税時代を乗り切る!ビルオーナーのための相続対策」と題し、節税・納税資金・遺産分割の3つの視点から今後、求められる相続対策について紹介された。
なお、会場には50名を超えるビルオーナーが参加し、関心の高いテーマに来場者から質問が飛び交うなど白熱し、盛況のうちに閉幕した。