週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

ラサール不動産投資顧問/三菱地所 2棟で延床面積37万㎡の物流施設を供給する

2013.05.20 17:28

 ラサール不動産投資顧問(東京都千代田区)と三菱地所(東京都千代田区)は圏央道開通で注目を集める相模原エリアにおいて、両社の不動産開発ノウハウとネットワークを活かし、8月末竣工予定の「ロジポート相模原」に続き、「(仮称)ロジポート橋本」の開発を10月から着手し、平成26年の秋の竣工を予定している。
 「ロジポート相模原」、「(仮称)ロジポート橋本」は2棟合計で延床面積37万㎡(東京ドーム約8個分)の規模を有し、免震構造の採用、40フィートコンテナ車が各階着車可能な大型ランプウェイの完備、テナントニーズに応じて分割賃貸可能なフロアプランなど最新性能を備えた大型マルチテナント型物流施設となっている。「ロジポート相模原」では既に大手3PL企業などと約9万3000㎡(全体の約50%超)の賃貸借予約契約を締結するなど多数の引き合いを受けており、好調にリーシングが進捗しているとのこと。
 また、交通の利便性に優れており、相模原エリアは3月30日に圏央道の相模原愛川インターチェンジが開通し、東名高速と直結したことによって東京都心部および横浜中心部までの移動時間が大幅に短縮されるとともに、広域配送においても中部・関西エリアへのアクセスが可能となっている。また、今年度中には圏央道が中央道・関越道まで接続されるため都心部を経由することなく、北関東・甲信越エリアまでカバーすることができるので一大物流拠点として発展することが見込まれている。さらには、相模原エリアは周辺に広大な住宅エリアを擁していることもあり、良好な雇用環境を兼ね備えているという。




週刊不動産経営編集部  YouTube