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日本土地建物　日土地グループが住宅事業を集約　都市開発事業とのシナジー効果を追求

2013.05.20 17:53

　日本土地建物（東京都千代田区）は１５日、同社と日本土地建物販売の両社で行っていた住宅事業を同社に集約すると発表。今後の新規プロジェクトを同社で行う体制を整備するため、住宅事業にかかる組織変更を６月１日付けで実施する。
　「グランフロント大阪オーナーズタワー」や「北品川５丁目第一地区市街地再開発事業」のようなオフィスとマンションの複合型開発を行う中で、都市開発事業と住宅事業の連携強化が命題となっていた。住宅事業を集約することで、都市開発事業と用地仕入・商品企画・品質管理等でシナジーを追求し、住宅事業の更なる成長を目指すという。　
　組織変更は同社住宅統括室を廃止し、新たに住宅事業本部を設置する。同本部内には企画・統括機能を担う住宅統括部、マンション分譲事業を担うマンション事業部、戸建分譲事業を担う戸建事業部を設置する。日本土地建物販売の住宅事業本部は、現在開発中のプロジェクトを所管する住宅事業部に改編する。