週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

日比谷花壇/東京建物不動産販売 サ付き高齢者住宅向けの賃貸借及び運営で合意書を締結

2013.04.22 17:22

 日比谷花壇(東京都港区)と東京建物不動産販売(東京都新宿区)は17日、「足立区西新井6丁目サービス付き高齢者向け住宅計画」において、賃貸借及び運営についての基本合意書を締結したと発表した。同計画は日比谷花壇が事業主及び賃貸人、東京建物不動産販売が賃借人及び管理運営事業者、やさしい手(東京都目黒区)がサービス提供事業者として参画する、異業種3社のコラボレーションによるプロジェクト。
 物件は東武大師線「大師前」駅より徒歩9分に位置し、62戸の居室と訪問介護事業所を併設したサービス付き高齢者向け住宅である。24時間365日の有人管理体制で、緊急時対応、安否確認、生活・介護相談のほか、短時間随時介護サービスや食事提供サービス、アクティビティサービス等の生活支援サービスを提供。上記のサービスと介護保険サービスを組み合わせることで、要介護状態となった場合も安心し住み続けることが可能である。また、医療的なケアが必要になっても、医療連携先から訪問診療を受けるなど、在宅医療の環境も整備する予定となっている。
 更に、同物件では日比谷花壇が大学等の研究機関と連携し共同研究を重ね開発に携わった、高齢者の介護・認知症の予防や心身の健康維持を目的とした「フラワー・アクティビティ・プログラム」を、生活支援サービスの一環として提供。このサービスは入居する高齢者が、切り花を介して会話を楽しみ、元気と達成感を引き出すプログラムとなっている。




週刊不動産経営編集部  YouTube