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東日本旅客鉄道 JR「船橋」駅直結の地域密着型複合ビルを建設

2013.04.15 17:17

 東日本旅客鉄道(東京都渋谷区)はJR「船橋」駅の南口にショッピングセンターとビジネスホテルを併設した駅直結の地域密着型複合ビル「(仮称)JR船橋駅南口駅ビル」の建設を今夏から着手するという。
 「(仮称)JR船橋駅南口駅ビル」は地上11階地下1階の建物で延床面積が約9980㎡。1~5階は食料品・物販店・カフェ・飲食店などで構成されるショッピングセンターとともに、仕事と育児の両立をサポートする子育て支援施設を開設。6~10階はビジネスホテル「ホテルメッツ」が入居し、平成28年春に開業を予定している。
 なお、「(仮称)JR船橋駅南口駅ビル」ではビルの外壁部に断熱効果の高いLow-E復層ガラス、ビルの共用部およびホテル部分などにLED照明を積極的に導入しているほか、豊かなライフスタイルを提案するショッピングセンターや利便性の高いビジネスホテルを複合集積し、船橋エリアの魅力と機能の向上に寄与することをコンセプトにしている。
 また、船橋市で計画しているペデストリアンデッキ整備事業に併せて、既存ペデストリアンデッキと西武百貨店側の公開空地との間に接続を行い、駅周辺の利便性・回遊性を高めることを目指している。




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