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大和ハウス工業 群馬県初のマルチテナント型「DPL前橋」着工
2020.06.22 17:14
大和ハウス工業(大阪市北区)は、群馬県前橋市の「2号工業団地」内において、群馬県初のマルチテナント型物流施設「DPL前橋」を7月1日に着工すると発表した。竣工は2021年3月20日、入居は同3月末を予定している。
「DPL前橋」は敷地面積2万2193㎡、延床面積1万2997㎡。鉄骨造平屋建てで、インターネット通販事業者や小売業者、関東および東北方面への配送を手掛ける事業者等の入居を想定している。マルチテナント型物流施設として、幅広い物流ニーズに応えることができるよう、施設内には2つのテナントが入居でき、最小区画は約5800㎡。各区画に事務所を設置するなど、テナント企業の様々なニーズにも対応する。
アクセス環境にも恵まれ、関越自動車道「前橋インターチェンジ」より約3・5km(約9分)、関越自動車道と北関東自動車道を接続する「高崎JC」、関越自動車道と上信越自動車道を接続する「藤岡JC」と近接しており、関東甲信越方面などの広範囲の配送に適した立地となる。また、JR両毛線「前橋駅」まで約4kmと職住近接の就労環境にも恵まれ、必要な人員確保においても優位性を発揮できる。
同社は工業化建築に強みを持ち、物流施設については累計3000棟以上を建築。また、設計・施工にとどまらず物流最適地の提案から維持管理に至るまでをコーディネートする独自の「Dプロジェクト」を推進している。これまで「Dプロジェクト」では、特定企業向けの物流倉庫であるオーダーメイド型のBTS型物流施設に加え、立地条件の良い場所に複数のテナントが入居できるマルチテナント型物流施設を展開。全国で251棟、総延床面積約813万㎡の物流施設の開発を手掛けている。