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スターツ 京都市中央卸売市場隣接の商業とホテルの複合施設7月23日オープン
2020.06.22 17:21
スターツグループ(東京都中央区)は、開発推進中の「京都市中央卸売市場第一市場『賑わいゾーン』活用事業」において、スターツアセットマネジメント(東京都中央区)が運営する商業施設と、スターツホテル開発(東京都中央区)が運営する「ホテル エミオン 京都」を7月23日に開業する。
新築された建物は敷地面積4000㎡、延床面積1万7673㎡。地上8階建てで、1~2階が商業施設、3~8階がホテルとなっている。JR嵯峨野線「梅小路京都西」駅から連絡通路で徒歩2分。京都市中央卸売市場第一市場にもつながる好立地を活かした新たな賑わいゾーンとして期待されている。
商業施設においては、「新しい賑わい創出」と「京の『食』と『職』」がテーマ。京都市中央卸売市場の食材を活用した飲食を中心とする店舗と、京都の伝統工芸品の販売および伝統文化・伝統産業の「学び」や「体験」の機会を提供する店舗が開業する予定だ。
全13区画には老舗和菓子店や祇園の天ぷら専門店の新ブランドなどが出店。1927年創流のいけばな草月流が運営するマルチアートスペース、「草月WEST」が大阪から移転オープンする。
「ホテル エミオン 京都」は、和モダンで京都の風情を感じられる全206室。部屋タイプは1~2名用から5名まで宿泊可能な和洋室など全8タイプを揃え、様々なニーズに応えられる。朝食レストラン「彩 -IRODORI-」は豊富な和食やこだわりの洋食をブッフェスタイルで提供。非宿泊者も利用できることで、周辺エリアとのつながりも生み出していく。