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国土交通省 新しいまちづくり検討へ ニュー・ノーマルに向け論点整理
2020.06.22 17:31
国土交通省は12日、新型コロナ危機を踏まえた新しいまちづくりの方向性を検討すると発表した。
今般の新型コロナ危機において、いわゆる「三つの密」を回避することが必要とされる中、満員電車や都心のオフィスなど「都市の過密」という課題が改めて顕在化し、これまでの都市における働き方や住まい方を問い直すことが求められている。同時にテレワークの導入や自宅近くの公園の価値の再評価など、人々のライフスタイルや価値観も大きく変わりつつある。
こうした状況を踏まえ、同省は今後の都市のあり方にどのような変化が起こるのか、今後の都市政策はどうあるべきかについて幅広い観点から検討するため有識者への個別ヒアリングを実施する。個別ヒアリングは6月から8月の間に実施。対象者は、都市再生や都市交通、公園緑地や都市防災のほか、医療、働き方などの有識者、20~30名程度となる見込み。そのヒアリング内容を踏まえ、夏頃に「新型コロナ危機を踏まえた新しいまちづくりに係る論点整理(仮称)」をとりまとめて公表する予定だ。