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日本リージャス 東京・大阪でレンタル会議室の専用拠点を開設

2013.04.08 16:51

 世界各国でレンタルオフィス事業を展開するリージャス(本社・ルクセンブルク)の日本法人、日本リージャス(東京都渋谷区)は、レンタル会議室の事業拡充を発表した。
 昨今の企業の自社オフィスの運営において、無駄なコストを省くという観点から、使用しないもしくは使用する頻度が低いワークスペースや会議室スペースを削減する傾向が高まっている。その結果、フリーアドレス性の導入やレンタル会議室の利用といった企業ごとの工夫が見られるようになっている。同社はこれまでレンタルオフィスやレンタル会議室、テレワーカーに適したビジネスラウンジで構成された「ビジネスセンター」を全国主要都市に40拠点展開しており、顧客企業のレンタル会議室の利用ニーズに対しては各ビジネスセンターに設けられたレンタル会議室で対応を行ってきた。しかし、多様な内外からのニーズに対応するため、同社は国内で初めてレンタル会議室のみで構成された専用拠点を2カ所開設。開設したのは、東京都新宿区の複合ビル「新宿イーストサイドスクエア」内の「リージャス新宿イーストサイドスクエア カンファレンスセンター」と、大阪市淀川区の「リージャス新大阪阪急ビル カンファレンスセンター」の2拠点。「リージャス新宿イーストサイドスクエア カンファレンスセンター」は、2部屋の会議室を設け最大収容人数は72名、「リージャス新大阪阪急ビル カンファレンスセンター」は、同ビルに入居する夜間専用のビジネススクール「グロービス大阪校」内の、教室が利用されない日中の時間帯を会議専用の拠点として運営し、会議室数は6部屋で最大収容人数は300名となっている。同社代表取締役社長の西岡真吾氏は「必要な時に必要な場所で必要なサービスだけを利用できる当社のレンタル会議室を活用することは、無駄なコストの発生を防ぎ、企業の本業であるビジネスに集中できることにつながります」と話している。




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