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全国宅地建物取引業協会連合会 「自立した消費者」の育成を目指して不動産キャリアサポート研修制度を創設

2013.04.01 17:51

 全国宅地建物取引業協会連合会(東京都千代田区)は、消費者を含めた不動産取引の関係者すべてを対象に、適正な取引知識の普及による安心・安全な不動産取引の推進に向け、段階的な研修資格制度「不動産キャリアサポート研修制度」を4月から創設。その第一弾となる資格取得講座「不動産キャリアパーソン」を開講すると発表した。
 不動産取引「実務」について正しく学習する機会が乏しい結果、消費者が不当にトラブルや紛争に巻き込まれるケースが増えている。そうした背景から、同連合会では、不動産取引に関わる消費者自らの意思で適正な不動産取引実務知識を学習し、主体的に不動産取引に関与できる「自立した消費者」の育成を目指し、実務知識の修得に重点を置いた研修資格制度を確立することを狙いとしている。
 今回開講する資格講座「不動産キャリアパーソン」は4月1日から申し込みを開始し、5月上旬頃から教材を順次発送予定。終了試験は各都道府県の指定会場で毎月実施する予定だ。




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