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シェアオフィス・コワーキングスペースを含むオフィスビル「The Place」心斎橋に12月竣工
2020.08.11 14:49
デザイナーズオフィス事業を手がけるヴィス(大阪市北区)が大阪心斎橋にて開発中のオフィスビル「The Place(ザ プレイス)」。本年12月の竣工、2021年1月の開業を予定する同ビルの公式ウェブサイトが8月3日にオープンし、テナントの先行募集も開始された。
「The Place」は、ヴィスが運営する初の新築オフィスビル。その名称には、これからのオフィスのあり方を発信する「場所」という意味が込められ、多様化する働き方に対応した「場づくり」をめざすという。
開発地は大阪メトロ「四ツ橋」駅より徒歩3分、同「心斎橋」駅より徒歩5分。長堀通りに面した利便性の高い立地。建物は地上9階建てで、1階にはコワーキングスペースに加えてラウンジとイベント開催スペースを設置。2階にはコワーキングスペースのほかに共用の会議室3室が設けられる。
3階には専有オフィス6区画、4階には166㎡の専有セットアップオフィスを用意。5~9階は同じく166㎡の専有オフィスフロアとなる。また、屋上は共有のフリースペースとして開放される。
同ビルのコンセプトは、「TSUMUGI(ツムギ)」。入居する各企業やそこで働く人々が互いに高めあう環境を大切にする考え。同社は6000件以上のデザイナーズオフィスを手掛けてきたパイオニアとして、これからの新しい働く場所の在り方を提案し、その運営にも力を注いでいくとしている。