週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

日本プライムリアルティ投資法人 さいたま市のオフィスビルを取得 都市機能と底堅いオフィス需要に見所

2013.03.25 14:20

 日本プライムリアルティ投資法人(東京都中央区)は3月22日、さいたま市大宮区の「大宮プライムイースト」の信託受益権を取得した。
 同ビルは延床面積1万517・18㎡、敷地面積2227・76㎡、地上9階で、竣工は平成21年。自走式20台、機械式68台ぶんの駐車場も備えている。JR「大宮」駅東口から徒歩約6分のオフィスエリアに立地し、取得額は約60億円。
 同社では取得のねらいとして「大宮エリアは東北および上信越に向かう新幹線が乗り入れる首都圏の玄関口として様々な都市機能が集積している」点を挙げ、企業の拠点戦略においても重要な位置づけになっているとしている。そのうえで、底堅いオフィス需要があり都心と比較しても空室率は低いと分析。同ビルのフロア面積や多くの駐車スペースを備える点がニーズに合致しているとの判断のもと取得に踏み切った。取得先は未公表。




週刊不動産経営編集部  YouTube