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トルネックス 驚異的な脱臭性能を持つ脱臭装置が誕生
2013.03.04 14:21
トルネックス(東京都中央区)は、オフィスや商業施設の喫煙室に最適な、タバコの脱臭性能を驚異的に高めた高性能プラズマ集塵脱臭装置「トルネックス プラズマフレッシュ」を開発。3月下旬から販売を開始する。
平成17年に施行された「健康増進法」と「新しい職場における喫煙対策のためのガイドライン」の発表以降、オフィスや公共スペースでの分煙対策は、ガイドラインに適合した排気設備や仕切りを備えた喫煙室の設置が求められるようになった。しかし、同法の施行前の建築物の喫煙所は排気風量が十分でなく、喫煙室内に臭いがこもったり、臭い漏れ等の問題が生じた。
同製品にはタバコ周期対策用特殊吸着剤を配合。タバコの周期成分を装置に1回通過させるだけで臭い成分を約92%除去することが可能だ。
タバコの臭いの主成分であるアンモニアでは98%以上、アセドアルデヒドで95%以上、酢酸で95%以上除去できる。さらに、フィルタを1回通過した時の脱臭効果だけでなく、脱臭効果の持続性が高い。1万2000本分のタバコの煙を処理した後でも約92%の脱臭効果を維持することが可能になった。また、タバコの主なガス成分であるTVOCも95%以上除去。粉塵も97%以上除去するので、同製品からの煙や臭い漏れは皆無である。