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ロングライフビル推進協会　BELCA賞決まる

2013.03.04 14:29

　ロングライフビル推進協会（東京都港区）が、第２２回ＢＥＬＣＡ賞表彰建築物として、ロングライフ部門４件、ベストリフォーム部門６件の計１０件を決定した。
　同賞は、長期の適切な維持保全や優れた改修を実施した既存建築物のうち、特に優秀なものを表彰する制度。日本の良好な建築ストックの形成に寄与することを目的として平成３年から開始。
　長期使用を考慮した設計のもとで建築されているとともに、長年の適切な維持保全、今後の維持保全計画などを選考基準とするロングライフ部門は「旧唐津銀行本店（佐賀県唐津市）」「住友ビルディング（大阪府大阪市）」「清泉女子大学本館（東京都品川区）」「西本願寺伝道院（京都府京都市）」が受賞。
　一方のベストリフォーム部門は、社会的・物理的な状況の変化に対応して、今後の長期使用のビジョンを持って蘇生させる、もしくは飛躍的な価値向上をさせるような建築物に対し送られる。こちらは「かんざんじ温泉華咲の湯・ホテルウェルシーズン浜名湖（静岡県浜松市）」「郡山総合運動場開成山野球場（福島県郡山市）」「ＨＵＮＤＲＥＤ　ＣＩＲＣＵＳ　Ｅａｓｔ　Ｔｏｗｅｒ（東京都新宿区）」「百十四ビル（香川県高松市）」「マルヤガーデンズ（鹿児島県鹿児島市）」「大和文華館（奈良県奈良市）」が受賞した。