週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

東芝ライテック 調光機能付きLEDを鉄道業界で初めて採用 明るさを3段階に調光することが可能

2013.02.25 15:30

 東芝ライテック(神奈川県横須賀市)は20日、小田急電鉄(東京都新宿区)の4000形新造車両に鉄道業界初となる調光機能付LED車両照明を240台納入すると発表した。4000形新造車両の運行開始日は3月4日となっている。
 今回納入されるLED車両照明は、従来の蛍光灯(50W)と比較して消費電力を約50%削減。また、調光機能を有しているため、全光点灯時(25W)に比べて消費電力をさらに約半分(12W)にまで低減することが可能である。これまでの間引き点灯のような不均一な客室空間ではなく、どの席でも均一な明るさを確保し、快適な客室空間を演出しながら省エネ化を図ることが可能となっている。
 また、優先席は吊革の色と合わせた暖色系の色が採用されており、車両内の視環境にメリハリをつけるとともに、優先席を暖色にすることで空間全体の雰囲気づくりに貢献するとしている。

PAGE TOPへ