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プロロジス 物流不動産専門リートが上場

2013.02.25 17:05

 物流不動産の開発・所有・運営を行うプロロジス(世界本社/米国カリフォルニア・日本本社/東京都千代田区)は14日、「日本プロロジスリート投資法人」がJリートに上場したと発表した。同投資法人は全投資口数18万2350口で、全体の40%(7万2940口)を海外の投資口数が占め、同社は少なくとも全体の15%を保有し続けることになっている。
 同社は同投資法人の当初取得資産として、主に関東エリアと関西エリアに立地するAクラス物流施設12棟・合計貸床面積89万㎡を約1780億円で提供。15日には同投資法人による物件取得が完了した。同時に実施される同投資法人の借り入れの代金なども含めた同社の受取金は1530億円となる予定であり、同社はこれらを借入金の返済と今後の日本での開発に充てる。また同投資法人は、同社が保有する物流施設8棟の優先交渉権を付与されており、さらにプロロジス・グループとの契約により今後の物件取得や施設運営、人材などについてのサポートを受けることになっている。加えて同社の完全子会社が同投資法人のプロパティマネジメントおよび資産運用会社を実施する。
 同社会長兼最高経営責任者のハミード・R・モダガム氏は「当初取得予定資産の質の高さを高く評価していただき、投資家の皆さんが日本プロロジスリート投資法人の新規公募上場に対して強い関心と投資意欲を示してくださったことを大変うれしく思っています。日本プロロジスリート投資法人は投資家に対し優れた投資機会を提供すると共に、重要なグローバル・マーケットである日本において戦略的に成長し続ける原動力となるでしょう」と話している。




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