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三鬼商事 東京ビジネス地区で2カ月連続平均空室率が低下

2013.02.11 17:46

 不動産仲介大手の三鬼商事(東京都中央区)は8日、1月末時点での「オフィスレポート」を発表した。
 これによると東京都心5区(千代田区・中央・港・新宿・渋谷)の先月末時点の平均空室率(基準階面積100坪以上の主要貸事務所ビル2653棟が対象)は8・56%。前月比で0・11ポイントの低下となった。
 同レポートによれば、1月は大型解約の影響が出ていたものの、企業の合併やビジネス地区外からの借り換え移転、館内増床などに伴う成約の動きが見られ、都心5区全体の空室面積はこの1カ月間に約6100坪減少し、平均空室率は2カ月連続で低下している。




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