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野村不動産/アイシン開発 「豊橋」駅前に20階マンション着工
2020.08.24 17:41
野村不動産(東京都新宿区)とアイシン開発(愛知県刈谷市)は、「豊橋駅西口駅前地区 優良建築物等整備事業」を着工した。
開発地が位置する「豊橋」駅前では「豊橋駅前大通二丁目地区 第一種市街地再開発事業」、「豊橋駅前大通一丁目地区 優良建築物等整備事業(ココラフロント)」、「豊橋東口駅南地区 優良建築物等整備事業(ココラアベニュー)」などの再開発事業が先行して進められており、大きな発展を遂げている。開発地の「豊橋」駅西口エリアは、豊橋市が定めた「豊橋市中心市街地活性化基本計画」において、「にぎわいの創出」、「商業・サービス業の活性化」、「まちなか居住の促進」を目標に都市基盤の強化を図るとされており、今後、更なる発展を見込む。
開発は、JR東海道新幹線、東海道本線、飯田線、名鉄名古屋本線が発着する「豊橋」駅から徒歩2分に、建築敷地面積2000㎡の用地を確保。建築面積1200㎡、延床面積1万5800㎡、RC造地上20階の建物を新築し、137戸の住宅と3区画の店舗などとして使用する。
「豊橋」駅は愛知県でも有数の交通利便性の高さを誇り、2011年3月には豊橋市によって中心市街地の都市計画マスタープランが策定され、「豊橋」駅東口エリアにおいてはマスタープランに準ずる形で複数の開発・整備事業が実施されてきた。
当事業は「豊橋」駅・西口エリア初の「優良建築物等整備事業」として、「豊橋」駅前の新たなランドマークとなることを目指す。
両社は、かねてより地域の人々や行政、事業関係者等と本事業の検討を進めており、2022年度の竣工を目指し、事業を進めていくとしている。