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「三井二号館」1階部分リニューアル 飲食3店舗で8月から順次オープン

2020.08.31 15:39

 三井不動産(東京都中央区)は、中央区日本橋室町二丁目に位置する「三井二号館」1階部分のリニューアルを行った。リニューアルにより、京都から東京に移転した「aca(アカ)」、新業態となる「KINZA(キンザ)」、日本初出店となる「蟹王府(シェワンフ)」の個性あふれる計3店舗のレストランが8月より順次オープンする。
 同社は、2004年の「COREDO日本橋」の開業を皮切りに、「残しながら、蘇らせながら、創っていく」をコンセプトとした、官民地域一体の「日本橋再生計画」を推進し、多様な人々で賑わう「人」主役の街づくりを目指してきた。2019年の「日本橋室町三井タワー」の竣工を経て、日本橋再生計画は第3ステージへと進み、「豊かな水辺の再生」、「新たな産業の創造」、「世界とつながる国際イベントの開催」の3つの重点構想を通した街づくりを進めている。2019年9月の「コレド室町テラス」開業に続き、「三井二号館」の1階部分のリニューアルが完了することで、「コレド室町テラス」の大屋根広場と一体となった開放的で賑わいのある空間、日銀通りの憩いと風格ある街並みが実現する。
 「三井二号館」は「日本橋三井タワー」、「三井本館含む」と一体化した複合ビル。本町通りと日銀通りの角に位置しており、2つの通りの角に「KINZA」、日銀通りに面する形で「aca」、「蟹王府」がオープンする。「KINZA」は和食とこだわりの日本酒を楽しむことができるほか、本町通りを挟む形で隣接する「COREDO室町テラス」の大屋根広場と一体となって、本町通り周辺の賑わいのある空間を演出する。日銀通り沿いには京都・烏丸御池にてオープン3年目にしてミシュランガイド京都2017で一つ星を獲得した「aca」、ミシュランガイド上海で一つ星を獲得した一年中上海蟹を楽しめる「蟹王府」がオープンし、日本橋での食の幅を益々広げる。




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