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滋賀県立大学と三井不動産が提携 アウトレットパークを研究・実証に活用
2020.10.05 11:06
三井不動産(東京都中央区)と滋賀県立大学(滋賀県彦根市)は9月25日、連携協力協定を締結した。三井不動産グループが運営する「三井アウトレットパーク 滋賀竜王」を通じた研究・調査を軸に、人材交流・育成、まちづくり、社学共創事業等の幅広い分野で協力し滋賀県湖東エリアの活性化を図る。
滋賀県立大学が不動産会社と連携協力協定を締結するのは初めての試みで、全ての学部の異なる視点からの多様な研究課題の創出や、「三井アウトレットパーク 滋賀竜王」での講義・研究発表・公開講座等を開催する予定。一方の三井不動産は「Growing Together」のコンセプトのもと、地域や街とともに成長していく商業空間の実現を目指していく。両者は「三井アウトレットパーク 滋賀竜王」を研究対象、実証実験、研究発表の場として活用することで、イノベーティブな研究を推進し人材育成および地域活性化に寄与したい考えだ。
今後はより多くの分野において一層の連携・協働を促進。双方の連携を通じて持続可能な社会の実現を目指し、SDGsの達成にも貢献していく。