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「うめきた外庭 ̻SQUARE」での実証実験が本格始動
2020.11.24 10:41
三菱地所(東京都千代田区)を代表企業とする「うめきた2期開発事業者JV」9社は、住民や行政、民間企業とともに未来のまちづくりのための実証実験を展開する活動拠点「うめきた外庭 SQUARE」を活用し、関西・大阪の国際競争力強化に資する「みどり」における先進的活動の実現に向けた先行トライアルを実施する。
事業者JVは、「『みどり』と『イノベーション』の融合拠点」をまちづくり方針とする「(仮称)うめきた2期地区開発事業」において、都市再生機構(横浜市中区、UR)が防災公園街区整備事業施行者として整備する都市公園の管理運営を予定する。
同事業の2024年先行まちびらきに先立ち事業者JVは、URが同事業区域西側隣接地で実施する「うめきた周辺地域への『みどり』の波及に関する先導的事業」のパートナー事業者に選定され、2023年3月末までの1000日間限定で同施設を運営する。
トライアルでは、4月に都市計画決定された同事業に関する都市再生への主な取組項目の一つである先進的かつ魅力的なパークマネジメント・エリアマネジメントに向けた準備活動を行う。また、先端技術を導入した官民連携によるスマートシティ形成や、新事業創出に資する実証実験フィールド実現を見据え、「Newnormal」、「Nextnormal」に対応した都市デザインに資するパブリック空間・オープンスペースの利活用に繋がるイベントや実証実験を多岐にわたる意欲的なプレイヤーと連携して実施する予定。