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グローブシップ ウェブセミナーを開催
2020.11.24 10:42
グローブシップ(東京都港区)は、取引先企業向けのセミナーを開催した。例年は聴講者を招いてのセミナーを開催してきたが、4回目となる今回は新型コロナウイルス感染拡大を考慮し、今月30日までの期間限定でのウェブセミナー開催となった。
冒頭の挨拶で同社代表取締役社長の矢口敏和氏は、社内における感染予防対策について次のように述べた。
「日本国内で新型コロナウイルスの感染者が確認されたのは今年1月下旬のことで、それから10カ月あまりが経過しました。その間、緊急事態宣言が発令され一時は沈静化の兆しが見えたものの、再び7月後半から感染が広がりを見せ、その後も収束の見通しが立ったといえる状況にはないのが現状です。当社では1月末に緊急対策委員会を社内に立ち上げました。そこで新型コロナ対策に関わる社員行動指針や、社内で感染者が出た場合の対応手順などをまとめ、周知徹底を図りました。本社や支店の勤務体制は、在宅勤務や時差出勤制度を導入する一方、会議・打ち合わせは原則としてオンラインで実施することにより、事務所内の密集度を極力下げるよう努めています。また、事務スペースではアクリル板などで遮蔽し、飛沫防止にも努めています。他方、現場の各出張所においてもお客様と相談しながら、様々な感染防止策を講じています」
セミナーは二部構成となっており、第一部ではオフィス感染症対策の専門家である東京慈恵会医科大学の内田賢客員教授と、明治安田健康開発財団の保健指導グループリーダー・米澤裕子氏が、医師と産業保健師の立場から新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防対策について講義。その後、第二部では同社常務取締役の瀬本陽一郎氏が「Withコロナに向けたワークプレイス環境の構築」と題し、ビルメンテナンス業務の今後の展望と同社が提案するサービス内容について説明がなされた。