週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

ディー・サイン 賃貸オーナー向け経営・リーシング支援業務を開始

2012.07.09 15:00

 移転先のビル選定やオフィス構築におけるプロジェクトディレクションサービスを、ワンストップで提供しているディー・サイン(東京都中央区)は、それらの事業で手掛けた大小様々な事例によるノウハウを生かし、賃貸ビルオーナー向けの経営支援やリーシング支援業務を新たに開始した。同社営業本部の相山氏は、同サービスを始めた理由をこう話す。
 「テナント企業のオフィスコンサルティングを手がける傍ら、テナント企業がどのような視点で入居ビルを選定しているのか、求める設備はどのようなものか、という声が当社に多数寄せられている関係から、そこで得た情報を元に、ビルオーナーに対してより効果的なリーシング術やバリューアップの提案をしています」
 相山氏によると、築年数が経っていても管理に配慮しているビルは、トイレ、パントリーの状態は古くとも清潔で良好なことが多い。
 「しかし、さらに競合優位性を持たせるためには、そのままでは弱い。ビルそのもののブランディングに少し手を加えるだけでも印象はだいぶ変わります。それにより稼働率が向上するいい事例も多数あります」(相山氏)




週刊不動産経営編集部  YouTube