不動産トピックス
編集後記
2012.04.02 11:52
3月22日に国土交通省から平成24年1月1日時点での地価公示価格が発表された。弊紙の今週号において特集で取り上げたが、一部の地域を除いては落ち込んでいるという。地価公示価格は国の経済情勢を指し示すバロメーターと呼べるため、長期化する景気低迷を抜け出すのには地価公示価格が上向くことが求められる。地価公示価格の下落により固定資産税の税負担の軽減に繋がることも考えられるが、このまま不透明な経済状況が続くと保有資産の価値が下がり、不利益を被るといえる。今後、発表される地価公示価格を含め、行政の動向を弊紙で紹介していきたいと思う。