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JR東日本 家具付きセットアップオフィス「STATION OFFICE」を展開へ
2020.12.21 11:15
長野駅ビルに1号店を開設
東日本旅客鉄道(東京都渋谷区、JR東日本)は、多様な働き方や時間の過ごし方をサポートするため、2019年8月よりシェアオフィス事業として「STATION WORK」、「STATION BOOTH」、「STATION DESK」を展開している。同社は16日、「STATION WORK」の新たなブランドとして、初の家具付きセットアップオフィス「STATION OFFICE」を立ち上げると発表した。
「STATION OFFICE」は、ワークプレイスへのニーズが「分散化」、「縮小化」、「フレキシブル化」する中で、コンパクトな10㎥程度から専用利用が可能で、敷金不要・什器付きの借りやすいオフィスとなる。また、入居者は共用スペースのミーティングブースが自由に使えるほか、全国の「STATION BOOTH」、「STATION DESK」を割引(20%オフ)で利用できる。
この新たな展開を加速させるべく、2021年3月には長野エリアにおいて新たな拠点を開業予定。長野駅においては、駅ビル「MIDORI 長野」内に「STATION OFFICE」を備えた「STATION WORK 長野」をオープン。さらに、「軽井沢」駅においては、駅直結の町営都市施設「さわやかハット」内に「STATION BOOTH」を2台設置する。
同社は新たに「STATION OFFICE」ブランドを加えたことで、急速に進む働き方の変化に対応。シェアオフィス事業の当初目標についても2年前倒しし、2023年度までに約1000カ所の拠点展開をスピーディに進めていく計画だ。