週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2012.01.16 17:51

■NTT都市開発、オーストラリアで宅地分譲事業を開始
 NTT都市開発(東京都千代田区)は1月12日、オーストラリア・メルボルン市郊外で住宅分譲事業を開始すると発表した。同社が100%出資する現地法人が、住友林業の現地法人が出資する会社と共同で宅地開発会社を設立し、共同で事業を実施する。開発予定地はメルボルン市の業務中心地区から南東約45kmに立地。40万5700m2の用地に整備される販売区画数は367区画を予定。最多販売区画は14m×32m(85区画)で、事業収入は約70億円を見込んでいる。販売開始は平成24年、事業の完了は平成28年を予定している。

■三和シヤッターとLIXILがOEM契約締結
 三和ホールディングス(東京都新宿区)と住生活グループ(東京都江東区)は1月13日、三和シヤッター工業(東京都板橋区)とLIXIL(東京都江東区)のOEM契約の締結について正式に決定し、一部の軽量シャッターおよび軽量ドアの供給開始について正式に合意したと発表した。他の製品については現在協議中で、協議が整ったものから順次供給を開始するという。供給は三和シヤッター工業がLIXILに対して行い、供給開始は今年3月を予定している。

■オリックス不動産投資法人 仙台のホームセンターを取得
 オリックス投資法人(東京都港区)は1月10日、仙台市泉区の「ホームセンタームサシ仙台泉店」の不動産信託受益権を取得すると発表した。前所有者はオリックス不動産(東京都港区)で、消費税等を除いた取得価格は23億5000万円。オリックス投資法人は平成22年10月の「新投資方針」整備以降、オフィス以外の用途への投資を積極的に行っており、今回の取得はこの外部成長戦略の一環という。また本件は事業用借地権付土地の取得であり建物を保有しない。そのため建物の減価償却費の負担がなく、分配金水準の維持・向上が期待できるという。




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