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SGSジャパン　施設のPCR検査を開始　大勢が触れるポイントを重点的に

2021.01.12 11:36

　ＳＧＳジャパン（横浜市保土ケ谷区）は、施設向けの環境モニタリング用ＰＣＲ検査サービスを今月から全国展開にて提供開始する。ホテル、オフィスビル、イベント会場などの施設で利用できる。
　環境モニタリング用ＰＣＲ検査サービスは、ＰＣＲ検査キットを使用し、公共施設内などで多くの人が接触する「ハイタッチポイント」において、新型コロナウイルスの存在有無を確認するＰＣＲ検査を行うもの。このＰＣＲ検査によって、公共施設では、通常実施されている清掃、消毒活動の有効性を検証する事ができる。
　検査方法は現地で実際にでＰＣＲ検査を行い、特に多くの人が接触するハイタッチポイントを重点的にサンプリングし、新型コロナウイルスの存在有無を確認する。
　世界保健機関（ＷＨＯ）が昨年５月に発表した清掃及び消毒ガイドラインでは、新型コロナウイルスは表面上に一定期間生存すると報告されている。このような背景からハイタッチポイントについては素材、用途、特性に合わせてリスク評価を実施し、清掃、消毒活動の有効性を確認する事が重要であるという。