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IPPOとSBイノベンチャーが業務提携 ドロップインスペースの物件情報を提供
2021.01.12 11:47
スタートアップやベンチャー企業向けに、働く場所に関する総合プラットフォームを提供するIPPO(東京都渋谷区)は5日、ソフトバンク100%出資のSBイノベンチャー(東京都港区)と業務提携した。
SBイノベンチャーは15分50円からレストラン、カフェ、ホテルなどのテーブルを予約し、作業や打ち合わせのためのドロップイン・ワークスペースとして提供するサービス「WORK THRU(ワークスルー)」を運営している。今回の提携により、IPPOが運営する、働く場所を探せる総合プラットフォーム「ハイッテ」の中で、ドロップイン利用が可能な物件情報を掲載している「ハイッテ サテライト」に、「WORK THRU」からの物件情報提供を受ける。
IPPOは、「ハイッテ サテライト」のほか、2021年春には日本全国のコワーキングスペースを検索できる「ハイッテ コワーキング」のリリースを予定している。また入居時の費用を大幅に削減できるオフィスの居抜き物件情報を掲載する「ハイッテ 居抜き」も運営している。
両社は今回の業務提携により、ニューノーマル時代における多様な働き方の選択肢をさらに広げていきたいとしている。